
博物館実習生に聞いた「実習のホンネ」
空宙博では、毎年夏季に博物館実習生の受け入れを行っています。
令和8年度は、大学生2名が実習に参加。実習を終えた2人に、実習先として空宙博を選んだ理由や、実習を終えての感想など、「実習のホンネ」をお聞きしました。


実習先に「空宙博」を選んだワケ
――学芸員の資格を取ろうと思った理由と、実習先に空宙博を選んだ理由を教えてください。
小川さん 私は水族館で働きたくて、そのために学芸員の資格を取ろうと思いました。空宙博は、私がまだ子供のころ、博物館のリニューアル前だったと思いますが、父に何度か連れてきてもらっていて。他の博物館より強く印象に残っていたというのが理由です。
須賀さん 私は大学でメディアを専攻しているのですが、デザイン系の博物館は、実習生の受け入れを行っていなくて。それだったら「好きなところにしよう」と思って、昔からロボットや機械が好きだったのと、よく隣の岐阜基地の航空祭にも来ていたため、空宙博を選びました。
「不安だらけ」だった実習前
――実際に実習に来てみて、博物館のイメージは変わりましたか?
小川さん 実習前に想像していたより、100倍楽しかった(笑) 私は飛行機に詳しいわけでもなく、宇宙についても知識がなかったので、とても不安でした。でも、実習を進めながら学ぶことができて、それぞれ担当の方がすごく楽しそうに教えてくれるので、私も宇宙などの展示に興味がわいてきました。
須賀さん 私も、実習で何をするというイメージがない中、「実習先に失礼のないように」と、大学からもプレッシャーをかけられていたので(笑) ただ実習では、展示の解説パネルを作ったりなど、大学で学んだことが活かせた場面もあって、楽しく学ぶことができました。
空宙博での実習で学んだこと
――実習で印象に残っている活動はありますか?
須賀さん 大学で動画の撮影について学んでいましたが、実習では写真の撮影のしかた、そしてそれを仕事としてどう使うか、ということを学び、参考になりました。あとは、収蔵庫を見せていただいたのがとても嬉しかったですね。
小川さん 私が印象に残っているのは、「博物館と学校のかかわり」の実習です。博物館で学校団体を担当している方のご説明で、学校の社会見学などを受け入れる際に、細かく事前にやり取りしていることを知って、とても参考になりました。大学では学ぶことのできない部分だと思います。

2人とも、空宙博での実習に、不安を抱えながらも参加して、大学とは異なる実際の博物館業務を学んでいただけたようです。
今回の博物館での経験が、2人の飛躍のお役に立てることを願っています!