６回の講座を通して空を飛ぶ乗り物について学ぶ第３回ジュニア航空博士認定講座。第4回の講座が、12月7日に行われました。

4回目となる今回の講座では、回転翼航空機と呼ばれる「ヘリコプター」と「ドローン」の仕組みについて学びました。

ヘリコプターの仕組み

まずは、ヘリコプターについて学習しました。

ヘリコプターは、機体の上部に付けられたローターとローターブレードを回して発生させた揚力で浮き上がり、ローターブレードの角度を変えることで揚力の大きさを調整して上昇下降します。さらに、方向を変える時は機体の後ろにあるテールローターの角度を変えて飛行します。ヘリコプターに関する座学の後は、実際に展示されているヘリコプターを観察してヘリコプターの仕組みについて学びました。

講座の最後には、ヘリコプターの操縦席に着座して操縦装置を動かす体験も行いました。

ドローンの仕組み

講座の後半では、ドローンについて学習しました。

日本各地でドローンを使用したショーが行われるなど、日常でもドローンの活躍を見ることが多くなってきました。そんなドローンがどんな仕組みで飛行し、向きを変えているかを知りました。ドローンはヘリコプターと同じようにプロペラを回転させて飛行しますが、その向きの変え方や上昇下降の仕方はヘリコプターとは全く異なる方法を使っています。回転数の違いやプロペラの枚数の違いについて説明を聞いて学びました。

ドローンのデモ飛行では、AIによる自動追跡を実演してもらい、驚きの声が上がっていました。

次回の講座では、いよいよ、ヘリコプターに体験搭乗してみます！　参加者の皆さんが実際に空を飛びますよ！！