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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

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スタッフコラム

イベントレポート

第3回ジュニア航空博士認定講座第2回

6回の講座を通して空を飛ぶ乗り物について学ぶ第3回ジュニア航空博士認定講座。第2回の講座が、11月9日に行われました。

2回目となる今回の講座では、気球連盟と日本航空協会の方を講師に迎え、空気よりも軽い、空を飛ぶ乗り物である「気球」の仕組みについて学びました。

気球はどうして飛ぶの?

まずは、気球連盟会長の太田さんから気球の歴史や仕組みについて学びました。

皆さん、人類で初めて空を飛んだのは飛行機ではなく気球だということは知っていますか?今から200年以上前の1783年、フランスのモンゴルフィエ兄弟が、初めて人間を気球で空に飛ばしたのです。そんな気球の歴史を学びました。
また、熱気球の仕組みやガス気球との違い、飛ぶ方法やスポーツとしての気球についても教えていただきました。
映像で見る気球や競技の様子は新鮮で、とても貴重でした。

気球を作って、飛ばす実験をしてみよう!

講座の後半では、日本航空協会の先生と一緒に、気球を作って飛ばす実験を行いました。

気球の表面に簡単にイラストやメッセージを書き込んで、いよいよ組み立てです。
薄い紙を糊で貼り付けていきますが、球の形に組み上げていくのは思ったよりも難しかったのではないかと思います。しかし、仲間同士で声をかけて、サポートをしながら気球の球皮を作り上げていく様子は、「ジュニア航空博士」に一歩近づいたように見えました。

そして、いよいよ飛行実験です。

気球に熱を入れると、しぼんでいた気球がだんだんと暖まって、みるみるうちに膨らんできます。
みんなのカウントダウンとともに一斉に気球を離すと…。ふわりと浮かび上がりました!!!とても上手に、きれいに飛ばすことができました。
参加した皆さん、気球の仕組み、理解できたでしょうか。


次回の講座では、エンジンのない航空機である「グライダー」について学びます! お楽しみに!!