
博物館で活躍する乗り物!?
突然ですが、皆さんは高いところは好きですか??
私は高いところ好きです!! そんな私がよく博物館で作業で利用するのが「高所作業車」です。
高所作業車というと、思いつくところは工場や工事現場ではないでしょうか。実は、空宙博でも高所作業車が大活躍しているんです。
今日は、特別にその活躍の一コマを紹介します。
高いところが多い空宙博
空宙博は、飛行機やロケットを展示している博物館です。飛行機の翼やロケットのてっぺんも、とても高いところにあります。そんな高いものが多い博物館の天井も、とても高くなっています。
飛行機の翼やロケットのフェアリングの先端に行ってすす払いをしたり、高所の照明を替えるのに大活躍します。
その他にも、屋外展示の航空機に作られた鳥の巣を撤去したり、普段は撮影できない角度から博物館や飛行機を撮ったりするときにも大活躍します。




夏の台風対策で大活躍!
高所作業車の任務で欠かせないのが、夏の台風対策です。
空宙博には、屋外に4機の航空機が展示されています。V-107Aヘリコプター、YS-11、US-1A、P-2Jですね。夏、台風がやって来たとき、強風でヘリコプターのブレードが折れたり、翼や機体に影響が出ないようにするために、ヘリコプターのブレードや飛行機の翼、胴体を地面とつなぐ「係留」という作業が必要になります。そんなときに、高いところにある翼やブレードにアクセスするために登場するのが高所作業車です。夏の台風シーズンには欠かせない相棒です。


博物館に来館すると、館内で高所作業車が大活躍しているシーンに遭遇するときがあるかもしれません。でも、作業車の周りは大変危険なので、遠くから活躍を見守ってくださいね!!