
初飛行40周年記念企画展「飛鳥」
皆さん、毎日暑いですが、いかがお過ごしでしょうか。
2025年7月から、企画展「飛鳥」が始まりました。今回は、企画展「飛鳥」ができるまでを書いてみたいと思います。
「飛鳥」に決まった!
今期の企画展が正式に「飛鳥」に決まったのは、2024年の春ごろ。他の博物館に比べると遅いのかな?
これまで、博物館で一度も「飛鳥」にスポットを当てたことがなかったということもあり、個人的にはずっと「飛鳥をテーマにしたい!」と思っていたので、まずは「良かったな」と感じたことを覚えています。
博物館には、「飛鳥」に関する資料がたくさんあります。文字資料や映像資料も…。
そして、これまで「そらはく資料特別公開」や、「大人のためのそらはくセミナー」で蓄えたデータも揃ってきていたタイミングでした。
実は、テーマが「飛鳥」に決まりつつあるころ、2025年が「初飛行40周年」だと気付きました。そして、このことが「飛鳥」展の決定打となりました。


スペースボックス完成!
博物館での企画展は、2024年10月まで常設展示スペースの一部を利用する形で行なってきました。
たとえば、UF-XSの周りやISS「きぼう」実物大模型の付近、そして、A3ゾーンの博物館常設展示の出口付近の特設エリア。「飛鳥」の後ろに見える2階のデッキで開催したこともありました。




今回の展示会場を2024年秋に完成したスペースボックスと定め、約30年前に博物館ができる契機となった機体である「飛鳥」をテーマとした企画展の準備が始まりました。
このまま企画展開幕まで書いていくと、えらい長さ(岐阜弁。標準語だと「すごい長さ」)のコラムになる予感がしますので、今回はここまで。また次回に続きます。お楽しみに!!