
初飛行40周年記念企画展「飛鳥」
前回、コラムで今回の企画展のテーマが「飛鳥」に決まるまでを紹介しました。
今回はその続き。
タイトルが決定して、キービジュアルであるポスターが完成するまでのお話です。
企画展タイトルの決定
今回の企画展のタイトルは「初飛行40周年記念企画展「飛鳥」」です。
メインのタイトルは飛鳥で、初飛行40周年記念のところは枕詞です。
私たちも略して 「飛鳥展」 と呼んだりしています。
タイトルを考えるにあたり、博物館学芸課のスタッフにアイデアを出してもらいました。
いろいろ出ました。
「STOL実験機「飛鳥」 ~短距離離着陸をめざして~」とか、
「STOL実験機「飛鳥」が描いた未来」とか…。
当然、今回のタイトルである「飛鳥」もその中の一つでした。
「飛鳥」だけだと飛行機っぽさがないとか、何かよく分からないといった意見もありましたが、
インパクトを重視し、写真で伝えることを意識しました。
館内スタッフみんなの意見を聞き、最終的にスタッフの投票によってタイトルが決定しました。
ところで皆さん、インターネットで「飛鳥」と検索したことはありますか?
そして、「飛鳥」と検索すると何が出てくると思いますか?
答えは大きく2つ。ひとつは、豪華客船。
もうひとつは奈良県の地名が出てきます。
どんなにスクロールしても、残念ながらSTOL実験機「飛鳥」は出てきません。
少し悲しいところです。
今、STOL「飛鳥」と入れると当企画展がヒットします。ぜひ、皆さん、検索してくださいませ。
ポスター・チラシとキービジュアルが完成!
博物館のチラシやポスター、看板などに使う、企画展を視覚的に表現する画像やデザインのことをキービジュアルと呼びます。
今回のキービジュアルは、「正面から見た飛鳥」ですね。
キービジュアルやポスターを作成する当初、デザイナーさんとお話をしました。
私のイメージはカッコよく、インパクトのあるイメージをとお伝えしました。
しかし、機体を見てもらった際に彼女が一言、「丸くてかわいい…」。
ハッとしました。
…難しい注文に応えていただきました。
とてもカッコいいデザインです。
担当の想いを汲み取り、形にしてくださって、大変感謝しております。

また、デザイナーさんの提案でポスターの右上に、キャッチコピーを入れました。
「各務原のシンボル その挑戦に迫る」と、一文が入りました。
実は、このキャッチコピーも当初複数案ありました。
その中の一つである「僕のこと、覚えていますか?」というコピーは、チラシの裏面に入れてもらっています。
地元の一定以上の年齢の方には、「知ってるよ。覚えているよ。」と、
それ以下の皆さんには、「生まれてないよ。」とツッコミを入れていただければと思います。
いよいよポスター・チラシができ上がり、皆さんにお披露目したのは5月26日でした。
X(旧Twitter)でも1000件近い「いいね!」をいただきました。
ありがとうございました。
さて、今回はここまでにしましょう。
次回は、企画展の図録を作る過程を書きますね。
お楽しみに!!