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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

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ごあいさつ

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ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した1903年からわずか14年後、ここ各務原の地に国内2番目の飛行場が造られました。以来、この地は航空機産業と飛行実験の街として日本の航空機開発の重要な拠点であり続け、近年、その挑戦と歴史は宇宙開発にも拡がっています。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は、2018(平成30)年3月24日、まさにこの地ならではの博物館としてリニューアルオープンしました。

当博物館は本格的な航空と宇宙の展示を兼ね備えた国内唯一の専門博物館で、実機41機、実物大模型15機の計56機を展示しています(実機展示数は日本一)。

1階は「航空エリア」で、唯一現存する機体である三式戦闘機二型「飛燕」(ひえん)をはじめ、STOL実験機「飛鳥」やT-2練習機、日本の空を守り続けた戦闘機「F-4EJ改」などの実機が年代ごとにずらりと並んでいます。

2階は「宇宙エリア」で、内部までリアルに再現した国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」や小惑星リュウグウからのサンプルリターンを成し遂げた探査機「はやぶさ2」の実物大模型など、宇宙開発の歴史と最新情報を様々な展示物で紹介しています。

さらに日本を代表する航空宇宙博物館として、米国スミソニアン航空宇宙博物館、シアトル航空博物館、仏国ル・ブルジェ航空宇宙博物館、露国モスクワ宇宙飛行士記念博物館、サンクトペテルブルク歴史博物館、K.ツィオルコフスキー記念宇宙飛行史博物館のほか、JAXAや米欧の宇宙機関(NASA、ESA)と連携し、展示物の貸借、展示・企画手法をはじめとした国際交流、国際協力を進め、魅力ある博物館づくりに取り組んでいます。